ストレスを感じた時に使える心理手法


皆さま、ごきげんよう。エネルギー整体セラピスト Namiです。



スターバックスでマグカップを買ってしまいました。春バージョン気に入ってます。



以前、認知心理学を実践したことで体調が良くなったお話しをしました。認知心理学とは、ストレスのモトとなる思考に対して、気づきを高める学問です。



今はエネルギー整体の施術を行うときに、患者さんの心を癒やす、そんなセラピー要素として認知心理学のテクニックを使うこともあります。



お気持ちを受け止め、質問しながら、エネルギー整体をすると「気持ちが晴れました」とありがたい言葉をいただくこともあります。



最近ではさらに認知心理学の知識を深めるために、講座で学んでいます。



昨日の講座の内容からシェアしたいと思います。ストレスの軽減にお役に立てたらうれしいです。



今からお伝えするのは、ACT(Acceptance and Commitment Therapy)と言って、あるがままの気持ちを受け入れ(アクセプト)し、行動に移すセラピーです。次の3つのステップになります。



1.そのままにすること


 感じていること(感情)と考えていること(思考)をそのまま受け入れること。



2.気づくこと


 どうして1の感情や思考が出たか、気づくこと。

 自分が本当にどうしたいか、気づくこと。



3.選ぶこと


 行動を選び、行動すること。

 自動的に行動しがちですが、一呼吸置いて、行動を選択し実行します。



次の例を挙げて、上記の3つのステップで考えていきたいと思います。



ある人がレストランへ行ったら、お店の人がオーダーを取りに来てくれなかったり、水をくれなかったりしたのでイライラしました。


この人はお店の人を呼び、注意しました。注意したことで自分の気持ちが晴れるかと思いましたが、モヤモヤは残ったままです。




1.そのままにすること

 

この項目では、イライラを感じている自分、イライラの感情をそのまま、丸ごと受け入れます。


怒りで心臓の鼓動が早くなっているかもしれません。感情だけではなく、体が感じていることにも意識を向けます。



2.気づくこと


「なぜ、イライラするんだろう?」イライラする理由を自分に聞きます。裏に存在する思いや思考に気づきます。


例えば、「支払う金額に見合う価値を提供すべき」とか「お客様ファーストで対応すべき」とか、言葉が出てくるかもしれません。


あるいは、「自分を大事にしてくれない」という言葉かもしれませんね。


ここで出てくる言葉は、怒りの裏に隠れている思考です。「~べき思考」が潜んでいて、怒りが出ます。


また、怒りの裏には「大事にしてくれない」というような心の痛みも潜んでいることもあります。



2つめの質問「本当はどうしたいのか?」という自分の別の思いに気づいてあげます(#^.^#)


本当はイライラして人に怒りをぶつけたくないとか、冷静にお水を持ってきてほしいと伝えたいとか、かもしれません。



3.選ぶこと


2で気づいた「~べき思考」や心の痛みを俯瞰(ふかん)し、引きずられないようにします。


行動の選択肢をいくつか探っていきます。2で得た「本当はどうしたいのか?」別の思いやアイデアも選択肢に加え、その中から行動を選択します。


カッとなると、つい感情にまかせ行動してしまいます。例の人も、注意した後、モヤモヤが残ってしまっていました。行動の選択肢に気づく前に行動してしまったせいでしょう。



行動に移す前に一呼吸を置いて、行動はいくつかの選択肢から選んでみてください。心に余裕が生まれ、ストレスが少し軽減につながります。


ストレスを感じている時に、自分を受け入れ、気づき、行動を選択することからメンタルを守る方法でした。

 


日常で使える方法だと思いましたので、シェアしました。

 

東京の自由が丘にてエネルギー整体を行っています。

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